PCの仕組みガイド / PCの全体構成(本体パーツ)

電源(PSU)

PC全体に電気を供給するパーツです。地味ですが、容量が足りないと不安定になり、質が悪いと他のパーツに影響することもあります。

買うとき気にする点

  • 必要な容量(W)は主にGPUで決まります。余裕を持たせた容量を選びましょう。
  • 80PLUS認証(変換効率の目安)や、GPU用の補助電源コネクタがあるかを確認します。
  • 安すぎる無名電源は避けるのが無難です。長く使う土台になります。

もっと詳しく(図解と比較)

必要な容量(W)はGPUで決まる

電源は「全パーツの電気の元栓」です。必要な容量はほぼGPUで決まり、ピークぎりぎりではなく余裕を持たせて選びます。

消費のピーク(例: ミドルGPU構成)GPU 220WCPU 125Wその他 80W余裕推奨 650Wピークぎりぎりの電源は不安定・短寿命のもと。5〜6割で使うくらいの余裕が静かで長持ちします。
ピーク消費+余裕=推奨容量。SpecSenseの診断でもGPU例に応じた推奨電源Wを表示しています。
構成容量の目安想定用途
内蔵GPU(グラボなし)450〜550W事務・普段使い・軽い開発
エントリ〜ミドルGPU650WフルHDゲーム・写真/イラスト
上位GPU850WWQHD/4Kゲーム・動画編集・AI入門
最上位GPU1000W以上ハイエンドゲーム・AI本格・重い制作

品質の目印 ― 80PLUS認証

電源は性能の数字が出にくいパーツですが、「80PLUS」という変換効率の認証がひとつの品質の目印になります。地味でも、故障すると他のパーツを道連れにすることがあるので、ケチらない方がよいパーツです。

電気を無駄なく変換できるほど上のランク(=発熱が少なく静かで電気代も安い)Bronze入門・十分実用Gold定番。迷ったらここPlatinum〜高効率・静音重視
ランクは Bronze → Gold → Platinum の順に上がります。迷ったら Gold が定番です。

買うときのチェックリスト

確認ポイントなぜ大事か目安
容量(W)に余裕ぎりぎりだと不安定・寿命が縮むGPUの推奨電源W以上+余裕。診断結果にも表示
80PLUS認証効率=発熱・静音・電気代に効くGold前後が価格と品質のバランス
GPU用コネクタ新しいGPUは専用端子が要るPCIe 8pin の数/12VHPWR(12V-2x6) の有無
信頼できるメーカー電源の故障は全パーツを道連れにし得る無名の激安品は避ける。保証年数も目安
ケーブル着脱式使う分だけ挿せて配線が楽フルモジュラー/セミモジュラーが扱いやすい

※ あなたの構成に必要なWは「用途から診断」で。GPU例に合わせた推奨電源Wが結果に出ます。

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